令和7年度神奈川県商工会議所女性会連合会 講演会を開催しました
令和7年11月27日(木)横浜ベイホテル東急(地下2階アンバサダーズボールルーム)において参加者121名を集め関東商工会議所女性会連合会の後援による神奈川県商工会議所女性会連合会講演会を開催しました。
株式会社ショコラボ[屋号:CHOCOLABO/ショコラ房]のオーナー伊藤紀幸様をお迎えし、「ひとり一人違っていい— 女性が輝く愛に満ちた職場づくりとショコラボの挑戦」をテーマにご講演をいただきました。
ショコラボ様は、日本初の福祉のチョコレート専門工房として、「ひとつ一つ、違っていい ひとり一人、違っていい みんな違って、みんないい」をコンセプトに掲げ、障がい者・健常者・プロフェッショナルがコラボレーションし、手作りの素敵な商品を全国へ届けておられます。現在では多数のメディアにも取り上げられています。伊藤様は、ご子息に障がいがあったことをきっかけに、「自分がいなくなったら、この子はどうなるのだろう」という思いからショコラボを立ち上げられました。開業当初は、4時間睡眠、20時間労働という過酷な日々が続きました。せっかく製造したチョコレートも、イベント当日にラベルの貼り忘れが発覚して、販売できないといったトラブルもあったそうです。また、障がい福祉事業を取り巻く厳しい現実についてもお話しいただきました。労働基準法が適用される雇用形態で働く障がい者は全体の約6%にとどまり、障がい者の就労機会は十分に確保されていない状況です。また、全国の福祉作業所の工賃の月額平均は2万円内外と低い水準に留まっているのが現状です。これらの問題について、動画を用いながら具体的にご説明いただきました。
ショコラボ様は、「あらゆる人々を平等に尊重し、障がい者・高齢者・健常者が共生するコミュニティを作り、関与する全ての人々が物心両面の豊かさを感じられる仕組みづくりで社会に貢献すること」を企業理念に、活動されています。CHOCOLABOの名前には、「ショコラ+ラボラトリー(工房)」、「健常者と障がい者のコラボレーション」、「プロフェッショナルと障がい者のコラボレーション」といくつかの想いが込められています。
参加者の皆様は、伊藤様のお話を熱心に聴き入られており、経営者として、また、個人として共感する部分が非常に多かったものと思われ、伊藤様からの「手作りチョコは全く同じモノを二つは作れない。ヒトも体格、感性、環境等みんな違うので他のヒトと同じである必要はありません」というお話がとても印象的な有意義な講演会でした。


